(3) 部材省略によるコストダウン(その2)
図は箱型断面の張出し部に小型の補強リブが設置されている詳細です。上面の切削加工時の振動、変形防止を目的に設置されます。
図のような条件であれば、このリブを省略可能です。小型のリブですが、大型構造体においてはその数量が多くなり、その省略効果(工数削減効果)は少なくありません。
SS400の場合、張出し長が80mm以下で板厚28mm以上の場合、補強リブを省略することができ、コストダウンのみでなく、軽量化にも寄与します。
SS400の場合、張出し長が80mm以下で板厚28mm以上の場合、補強リブを省略することができ、コストダウンのみでなく、軽量化にも寄与します。