(2) 部材省略によるコストダウン(その1)
図は角形鋼管で構成された構造体の一例です。角形鋼管の交差部には形状保持を目的としたリブ(拡大図着色の板)を設置している構造詳細がよく見られます。
角形鋼管の中央部に取り付けたリブは形状保持材として機能しません。このため、リブが無くても構造体の変形量はほとんど変化せず、省略することが可能です。リブ省略により、材料費、溶接工数減少、塗装面積減少などコストダウンとなることに加えて、軽量化効果もあります。
適切な構造設計により部材省略をすることで、材料費と製造費のコストダウンのみでなく、軽量化にも寄与します。
適切な構造設計により部材省略をすることで、材料費と製造費のコストダウンのみでなく、軽量化にも寄与します。