(5) 内面溶接省略によるコストダウン
左図は箱型断面で良く見られる溶接記号です。製造における実際の手順は右図のように6段取りとなります。内面の溶接を先行して行う溶接その1段階では、開断面であるため、溶接変形が生じやすく、その変形矯正作業には工数を要します。
溶接記号を変更し、内面溶接を省略することができれば、製造における実際の手順は3段取りに減少します。単に溶接コストが削減するだけでなく、手順数の減少、特に変形矯正作業の減少により、製造コストダウンにつながります。
内面溶接を省略する溶接設計とすればコストダウンになります。
内面溶接を省略する溶接設計とすればコストダウンになります。