(6) 片面溶接の採用によるコストダウン
図の部材aは箱型断面構造体の内側に配置される部材です。両面溶接が指示されている図面がしばしば見受けられます。
この部材の役割が形状保持であるならば、両面溶接は不要であり、片面溶接で充分です。役割が補強であっても、適切な溶接設計により接合部の耐力が確認できれば、片面溶接とすることも可能です。
形状保持を目的とした部材の溶接の場合、片面溶接設計にすることで工数削減になります。
形状保持を目的とした部材の溶接の場合、片面溶接設計にすることで工数削減になります。