(4) ピン穴位置の必要精度の明確化による過剰品質防止
部品取り付けに使用するピン穴では穴位置の精度が必要なため、基準面からの寸法公差が厳しく設定されていることが多くあります。
しかし、実態は基準面からの寸法公差ではなく、ピン穴間の相対位置が必要な場合が多いです。
このような場合、基準面からの寸法公差を緩和し、穴間の相対位置の公差を指定します。これにより本当に必要な精度を明確にすることができ、過剰品質を防止できます。
設計段階から穴位置精度と穴位置相互差を明確に表記することにより、過剰品質を防止してコストダウンを実現できます。
設計段階から穴位置精度と穴位置相互差を明確に表記することにより、過剰品質を防止してコストダウンを実現できます。