(5) ステンレス構造のコストダウンポイント
ステンレス鋼材はその材料費が一般鋼材(SS400)に比べてかなり高額です。このため、一般鋼材の溶接構造体のコストダウンと異なる考え方が必要です。
一般鋼材の溶接構造体のコストダウンポイントが溶接量削減にあるのに対し、ステンレス鋼材のポイントは材料使用量の低減にあります。図のように、溶接量が増加し、製缶コストが増大したとしても、材料使用量が低減すれば、トータルの製造費を減少させることが可能です。
材料費の高額なステンレス材はその使用量低減がコストダウンのポイントです。
材料費の高額なステンレス材はその使用量低減がコストダウンのポイントです。